【チラシ・パンフレット】人間が読める情報量の限界とは?

目次

情報を詰め込みすぎたチラシは嫌われる!?

お店や会社にとって、PRにつなげたいチラシ。
ついつい情報をたくさん盛りすぎちゃった…そんな経験はありませんか?

でもそれって、嫌われてるかもしれませんよ。

…というのはオーバーかもしれませんが、ひとつ言えるのは、読み手であるお客様の頭の中は処理オーバーし、ほとんど読まれないままゴミ箱行きになっていることは確かだということ。

それはなぜか???
実は、人間が読める情報量には限界があるからです。
その限界とは…???

人間が1分間に読めるのは300~500文字程度

実は脳科学上、日本人が1分間に読める文字数は300~500文字程度だと言われています。
個人差はありますが、平均すると400字、つまり原稿用紙1枚程度ということになります。
しかし、チラシとなれば1分も読むことはないと思いますので、仮に30秒くらいだとすると、読める文字数は200文字程度といったところでしょうか。

「え!?そんなに短いの!?!?」
と思うかもしれませんね。

日本語を読むということは、漢字やひらがな、カタカナ、数字…といろんな文字を処理してますから、それだけ多くの文字を解読して処理するということはそれ相応の時間がかかり、また頭を使うため、読める情報量に限界が出てくる…というわけです。

脳機能のピークは30歳代後半

もっと言うとこの情報量も年齢によって異なり、脳機能がピークに達し、最も活発だとされる30歳代後半の読者と、俗にいうシルバー層とでは、脳機能や処理できる情報量が違うわけです。

↑人生サイクルにおける年齢ごとの脳活発度分布

さて、話をチラシ・パンフレットデザインへの移します。

このような理由から、チラシやパンフレットのデザインを作る際は、単に情報を詰め込めばよいわけではなく、それはかえって逆効果で、ビジネスのジャンルがどの年齢層をターゲットとしているのか、そして文字数などが適切な情報量になっているか…など、様々な点を考えて作る必要があるのです。

ちなみにこれは弊社が作ったチラシなのですが、ターゲットは『高齢者』と『介護施設』なので、写真を多く文字は少なめに、そして文字サイズは大きめに設定して作っています。

この結果、ご高齢の方の来客が増えたそうです。

当社ではこのように、読み手側の視点に立った、効果があるチラシやパンフレットのデザインを作りますよ♪

 

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